人材確保のためのさまざまな資格支援

高齢化社会が進み需要の高い介護士は、人手不足が起こっているため無資格の人にも門戸を開いているところが多いです。
大阪府は介護の人材確保と育成に力を入れており、介護士として働きたい人向けに3つの資格支援を行っています。
1つ目は、介護福祉士修学資金貸付制度です。
介護福祉士とは施設内で率先して介護を行い、職員のなかでのリーダー役を担うことも多いポジションです。
貸付制度とは、養成学校で学ぶ際の入学や授業料の資金を貸し付ける制度です。
養成学校卒業後に、介護福祉士として大阪府内で5年連続して働く場合に返済が免除されます。

2つ目は、社会福祉士修学資金貸付制度です。
社会福祉士は、施設内で利用者の相談に乗り、解決していくためのアドバイスを行います。
介護福祉士実務研修施設に通っている最中の貸付を行っている制度です。
介護福祉士同様に、卒業後に大阪府内、社会福祉士施設で5年連続働けば返済が免除されます。
3つ目は、介護福祉士実務研修受講資金貸付制度です。
介護福祉士国家資格を受験するために必要な研修を受講する方に、受講費用を貸付する制度です。
申し込みが出来る方は限られており、住民登録が大阪府内であるなど条件を満たしている必要があります。
卒業後、大阪府内で2年連続働いた場合に返済が免除されます。
大阪府は介護士の人材確保・育成に力を入れているため、必要となる資格支援を行っています。
取得後一定期間働けば返済が免除されますが、違う企業に転職・就職した場合は返済をする必要があります。
これらの資格支援以外にもいろいろな支援やメリットがあるのが、大阪府で介護の仕事をする魅力といえます。